オンライン申請における同順位設定

不動産登記の同順位設定

ペアローンの抵当権設定登記を申請する場合、二つの抵当権は同順位に設定される。

同順位で抵当権設定登記がなされると各々の抵当権には同一の順位番号が振られるが、二つの抵当権には(あ)(い)の振り分けがなされる。

この(あ)(い)の振り分けは二つの抵当権を区別するために着けられるものである。

二つの抵当権は同順位であるから、抵当権に優劣はなく、担保不動産実行において(あ)(い)いずれが振り分けられたかは影響しない。

もっとも、抵当権者が振り分けにこだわる場合には司法書士としてその通りに登記すべきであろう。

同順位設定の書面申請の場合は連件申請とおなじ手はずで同順位である旨を記載すれば足りる。

これに対し、申請用総合ソフトで同順位設定するのは若干煩雑な作業となる。

申請用総合ソフトの同順位設定

手順1
申請データ作成
同順位にする申請データを作成し、全てに電子署名する。

その際電子署名は、同順位設定する申請データに対し、個別にしても、まとめてしてもよい。

手順2
申請情報選択
「処理状況表示」画面で申請する申請データを選択する。複数の申請データは「Ctrl」キーを押しながら対象申請データをクリックすると選択できる。

ここで、同順設定する申請データと連件申請する申請データがあれば一緒に選択する。

その際、申請する順位番号順にクリックする。

注意
同順位設定する申請データは、先にクリックした順番に、「送信前申請一覧」に載る。そして、同順位設定された申請データは、「送信前申請一覧」の上から表示されている順番で受付される。すなわち、「送信前申請一覧」の上から順に(あ)(い)の番号が振られることになる。

手順3
申請データ送信
「申請データ送信」のボタンを押す。
手順4
順位番号・同順位設定
「送信前申請一覧」が表示されるので、「順番」の欄に順位番号を入力する。同順位の申請データは、同じ番号を振る。

その際、同順位設定の申請データが受付をしてほしい順番に上から並んでいるか確認する。

※3連件で3件目が同順位設定の場合

送信対象 順番 件名
 ☑ 1 住所変更
 ☑ 2 所有権保存
 ☑ 3 抵当権設定(5000万)
 ☑ 3 抵当権設定(1000万)

※全て同順位設定の場合

送信対象 順番 件名
 ☑ 1 抵当権設定(5000万)
 ☑ 1 抵当権設定(1000万)

いずれの場合も、抵当権設定(5000万)が(あ)、抵当権設定(1000万)が(い)で受け付けられる。

手順5
申請データ送信
「送信」ボタンを押す。
手順6
受付確認
「受付のお知らせ」を確認し、順位番号や、(あ)(い)の振り分けが正確にされているか確認する。

希望通りに受付がされていない場合は、間違えた送信済みの申請データを取り下げることを前提に、再度手順1からやり直す。

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