目次
ホームページとは
ホームページとは元々WEBサイトの「ホーム」のページを意味していました。そして、WEBサイトとはWEBページの集合体で、WEBページとは今みているこの画面です。
しかし、ホームページは元の意味を超え、WEBサイトそのものを指すようになりました。すなわち、一般的に使用されているホームページとはWEBサイトを意味します。
このWEBサイトの「ホーム」のページはここです。
この記事では元の意味を重視してWEBサイト、WEBページ、ホームページという用語を使用します。
WEBサイトの用語
WEBサイトの説明の前にWEBサイトに関する用語を説明します。
サーバー
サーバーとはWEBサイトを保管する倉庫です。WEBサイトを閲覧するだけではサーバーは不要ですが、WEBサイトを保有するにはWEBサイトを保管する倉庫を確保しなければなりません。
例えば、自分で作成したワードデータを友人に確認してもらうためには、そのデータをUSBメモリに保存した上でそのUSBメモリを友人に渡します。同様にWEBサイトを全世界の人に見てもらうためにはWEBサイトを保管する倉庫を準備し、倉庫の中身を公開します。
サーバーを契約すると最低でも月額1,000円かかります。これはWEBサイトを保有するための固定費です。
IPアドレス
IPアドレスとはWEBサイトの保管場所を特定する住所です。
前述のとおり、WEBサイトはサーバーという倉庫に保管されていますが、WEBサイトを閲覧するには、倉庫内に存在するWEBサイトの居場所を示す住所が必要です。この住所がIPアドレスです。
もっとも、IPアドレスは単なる数字の羅列ですので、リンクを張り付けるには不適切です。そこでドメインが登場します。
ドメイン
ドメインとは倉庫内のWEBサイトの保管場所を示す看板です。例えば今見ているこのWEBサイトのドメインはshihou-blog.comです。
ドメインはWEBページのURLの一部となります。例えば今見ているこの記事のURLはhttps://shihou-blog.com/2023/03/08/hp/です。
URLは名刺などに記載するものですので、URLの元となるドメインはできるだけ簡易な方がよいです。
ドメインもサーバーと同様にWEBサイト運営のための固定費です。
ネームサーバー(DNSサーバー)
ネームサーバーとはIPアドレスとドメインを紐付けるものです。自分が契約したサーバーに、自分が取得したドメインを関連付けさせると、それがネーム―サーバー(DNSサーバー)になります。
SEO対策
WEBサイトによって集客をするにはWEBサイトをターゲットの検索エンジンに効果的に表示させなければなりません。どんなに立派なWEBサイトができても、WEBサイトをターゲットに見てもらわなければ意味がないのです。
SEO対策とは検索エンジンに表示させるターゲットを決めてWEBページを効果的に投稿することです。
エックスドメイン
エックスサーバー
お名前.com
お名前.com レンタルサーバー
ロリポップ!レンタルサーバー
WEBサイトの目的
司法書士(士業)がWEBサイトを作成する場合、はじめに決めることはWEBサイトを作成する目的です。
WEBサイトの作成目的には主に次のものがあります。
- 信用構築
- 集客
- アフィリエイト
信用構築
ところで、チラシ・新聞広告で気になる商品がある場合、販売主のWEBサイトを検索することがあります。これは商品の詳細を確認する意味も当然ありますが、同時に販売元の信用力を確認しています。
そして、見やすいWEBサイトは販売元に信用を付与します。大切なことはWEBサイトがあることだけでなく、見やすいWEBサイトがあることです。
例えばWEBサイトを無料で作成できるものは自分が意図しない広告が入ったり、レイアウトに制限があったりします。よって、WEBサイトを無料で作成できるものは見やすいWEBサイト作成に不適切です。
このような信用構築のためのWEBサイトはコーポレートサイトと呼ばれることがあります。
コーポレートサイトを作成するためのツールには
ペライチがあります。
集客
インターネット黎明期は営業マンが資料をもって直に商品・サービスの説明していましたので、飛び込み営業で顧客獲得の余地がありました。また、直に説明するためには電話でアポイントをとる必要があり、電話営業も有効な手段でした。
しかし、現代では必要な情報はまずインターネット上で収集します。友人等の紹介で、インターネット検索をしないことはありますが、それは自分の信頼のおける人物の紹介の場合に限定されます。すなわち、見ず知らずの営業マンの説明のみで商品を購入したり、サービスを申し込んだりする人はもはやいないでしょう。
他方、士業においてはいまだネット全盛期とは言えません。例えば、住宅を購入する際に購入者が自ら司法書士を手配することは少なく、宅建業者や工務店の紹介司法書士に依頼することが圧倒的に多いです。
しかし、相続分野においてはインターネットで司法書士を探すことは主流になりつつあります。
例えば「相続 〇〇市」という検索ワードを狙い、このワードで上位表示されるよう設計しています。なお、検索語の上位には数サイト表示されますが、そこには「スポンサー」と表示されてあり、これは広告による上位表示です。SEO対策をすれば少々のことでは他のサイトに劣ることはありません。もっとも、このSEO対策は一朝一夕で実現するものではありません。
集客目的でWEBサイトを作成する場合にはまずターゲットを決めます。次にそのターゲットが検索しそうな検索ワードを調べて、そのワードで検索上位に来るようにWEBサイトを構成します。これをSEO対策といいます。
ところで、グーグルはインターネットユーザーにとって役立つ情報を掲載するWEBページを上位に表示させようとします。例えば、相続で集客する場合に相続に関する情報をわかりやすく説明するWEBページはグーグルに高評価ですが、相続に関する情報から離れて自分の事務所の宣伝ばかりしているWEBページはユーザーにとって有益なページではありませんので、グーグルには低評価です。これはYouTubeでも同様です。
もっとも、SEO対策を調べるときりがありません。SEO対策に時間をかけて本業がおろそかになれば本末転倒ですので、深入りは禁物です。
アフィリエイト
アフィリエイトとは自己のWEBサイトに広告を載せて広告収入を得ることです。士業がアフィリエイト目的でWEBサイトを作成することはあまりないでしょう。このWEBサイトはアフィリエイト広告が貼ってあります。
WEBサイトの作成手順
ここではワードプレスを使用したWEBサイトの作成手順を説明します。
ペライチ
このようにゼロからWEBサイトを作成するには手間がいります。
しかし、業者にWEBサイト作成を依頼すると数十万円かかります。また、業者に月々1万円程度支払うことがあります。
なお、士業のWEBサイトではその士業本人の信用力をみますのでホームページのトップ画面に地元の名所旧跡のきれいな写真を載せる実益はほぼありません。
そこで、士業が開業したてで信用構築のためのWEBサイトを作成するには
ペライチを利用すれば十分です。ペライチでは独自ドメインの設定もできますので、業者が作成したWEBサイトと遜色ないWEBサイトが作成できます。
ビジネスプランでは予約機能もついています。予約機能があれば集客に役立つでしょう。